「Geometric Reality」

もう2年も前に観た展覧会だけど
ふと先日友人との話で思い出したので。

神戸のギャラリー夢創館で行われていた
展覧会、加藤寿彦展「Geometric Reality」

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ポリゴンでできた一昔前のCGがそのまま現実世界に越境してきたかのような立体作品を出品。制作法は、コンピュータ上で造形したデータを建築用のCADで平面図に展開、その図面を元に紙をカットし糊付けしているそうだ。デジタル環境で造形されながら最後の詰めは極めてアナログな手作業に負っている点、一見強固に見える造形物が実は紙という薄っぺらな素材で出来ている点、二重のギャップが作品に豊かな奥行きを与えている。多角形の連なりと照明が作り出す陰影の美しさも印象に残った。
               
                         文:小吹隆文 artscape 展覧会レビューより抜粋
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何かの雑誌の小さな写真と紹介文をみて観に行ったように
記憶しているけど、その小さな写真と紹介文から抱いた
期待をはるかに上回る衝撃と感嘆がありました。
その名のとおり「Geometric Reality」(幾何学の迫真)
にとても驚きました。紙の軽さが持つ美しさやスケール感
(写真の女性は等身大よりやや大きめ…と記憶^^;)
に圧倒されつつ1時間以上観ていました。
(この女性の作品以外にも4〜5点ありました)

また観たいなぁと思う作家さんですが
関東のかたなので関西で展覧会をされることが
少なそうで少し残念です。